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建売住宅を購入するメリットは?購入の際の注意点もご紹介

戸建て住宅にはいくつかの種類があります。とりわけ、広告などでよく目にするのは「建売住宅」ではないでしょうか。

建売住宅とは、簡単に言えば、土地とセットで販売される住宅のことです。最近では建築中や建築前の時点で売りに出されることも増えてきましたが、すでに完成した住宅を内見し、購入を検討することが一般的です。あらかじめ決められた設計図に沿って建てられた建物を購入するので、基本的には、間取りや仕様をオーダーメイドすることはできません。

建売住宅とよく比較されるのは、「注文住宅」です。注文住宅は読んで字の通り、家主の注文に沿うような間取りや仕様で建てられた住宅のことです。家主の好みやライフスタイルに合わせて住宅を建てられますが、一方で、建売住宅より高額のコストがかかります。

コストパフォーマンの良さと安定したクオリティが建売のメリット

建売住宅はあらかじめ決められた設計、仕様で建築されるので、工程に無駄がなく、注文住宅よりコスト面において優れています。また、注文住宅が「家主の希望通りの家」であることに対し、建売住宅は「誰もが住みやすい家」を前提に設計されています。建築会社のノウハウに基づいて設計されているので、注文住宅で稀にある「デザインにこだわりすぎて機能性があまり良くなかった」「ライフスタイルが変わり、使わないスペースが生じてしまった」というような失敗はほとんど心配しなくて良いでしょう。

「こだわりの詰まった家に住みたい」のか、それとも「コスト抑えつつ、住みやすい家に住みたい」のかによって、注文住宅が適しているか建売住宅が適しているかは変わってきます。どちらにするかは、家に何を求めるかから検討すると良いですよ。

建売の場合、エリアや近所の雰囲気もよく見ましょう

前述のとおり、建売住宅は建物と土地をセットで購入します。そのため建物のつくりだけでなく、その土地の周辺環境をチェックすることも重要です。

子供がいる場合、または将来的に子供が欲しいと考えている場合には、小学校や中学校までの距離も考慮しなければなりません。また、子供の行動範囲に車と接触しやすい場所がないかなども確認する必要があります。

建売の場合、リフォームを視野に入れて検討することもおすすめ

多くの場合、戸建て住宅を購入したら、数十年は住むことになります。その間に家族が増えたりライフスタイルが変化するということもあるでしょう。そのような場合、現状の間取りや仕様が適さなくなることも考えられます。

このようなことから、建売住宅は将来的にリフォームすることも視野に入れ、購入を検討することもおすすめです。建売住宅の建築や販売を行っている会社の中には、リフォームが得意なところもあります。福井県にある「フレア」という建築会社は、その良い例です。フレアのコーポレートサイトには、建売住宅の実例や、リフォームの実例が写真付きで豊富に掲載されており、非常に参考になりますよ。